週末にふらっと遠出して美味しいものを食べたり、景色のいいところを走ったりするのは最高なんですが……駅でホイールを外して、フレームに傷がつかないよう気を遣いながらベルトで固定し、重い袋を担いで階段を上り下りするあの儀式。
回数を重ねるごとに、頭の中で「今日は輪行するの、ちょっと面倒だな……」という悪魔の囁きが勝つようになってきました。
そこで下した決断がこちら。
「よし、折りたたみ自転車を買おう。」
王道ブロンプトンという高すぎる壁
折りたたみ自転車といえば、まず頭に浮かぶのがBROMPTON(ブロンプトン)。
あのコンパクトな折りたたみ機構、駅の改札もスイスイ通れるサイズ感、そして所有欲を満たすクラシックな佇まい……完璧です。
「もうブロンプトン一択でしょ!」と意気込んでショップの価格表を見た瞬間、手が止まりました。
……高すぎる。
気軽に輪行を楽しみたいだけなのに、乗り出しで30万〜40万円コースはさすがに財布へのダメージがデカい。もう少し現実的な選択肢はないものかとネットの海を彷徨い始めました。
話題の「JAVA NEO3」という黒船
そんな中で見つけたのが、巷で話題の「JAVA NEO3」。
ブロンプトンそっくりの3つ折り機構を採用していながら、お値段なんと本家の約半額。ディスクブレーキ搭載で見た目もメカメカしく、かなり物欲をそそられます。
「これめちゃくちゃアリなのでは!?」
……と思ったのですが、立ちはだかったのが入手のハードル。
国内で正規に扱っている店舗はごくわずか。手に入れるならメルカリで新古品を探すか、海外通販からの個人輸入。何かあったときのアフターサポートや初期不良のリスクを考えると、普段使いの道具としては少々ギャンブル感があります。
「20インチ」「DAHONの新型」という迷い
さらに自分の好みを整理していくと、やっぱりグラベルロードに乗っている身としては「できれば走りの軽快感がある20インチ(451)が欲しい」という欲が出てきます。16インチだと、どうしても巡航性能で物足りなさを感じてしまいそう。
そういえば、DAHONからもブロンプトン風の3つ折りモデルが出るなんて噂も耳にしました。「それが出るまで待つべきか……?」とも一瞬考えたのですが、発売を待っていたら今年の輪行シーズンが終わってしまう。
そもそも原点に立ち返ってみると、自分の目的は「気負わずにサクッと輪行すること」。
凝ったギミックの超コンパクト設計じゃなくても、駅前でパパッと2つ折りにして袋に放り込めるなら、「普通の折りたたみ」で十分じゃないか?という結論に至りました。
そして辿り着いた「DAHON Speed Falco」
そんな紆余曲折を経て、最終的に行き着いたのがDAHON Speed Falco(スピードファルコ)です。
- 定番の安心感(国内でパーツも情報も手に入りやすい)
- 451ホイール(20インチ)ならではの伸びやかな走り
- クロモリフレーム特有のしなやかな乗り心地
- レバー操作だけで数十秒でたためるシンプルな機構
2026年モデルで細かいマイナーアップデートが入っているらしいですが、基本設計が完成されているモデルなので年式にはそこまでこだわりません。型落ちでも現行でも、早く手に入れて外に連れ出したい。
あの面倒だった輪行パッキングから解放されて、気ままに電車に飛び乗れる日が今から楽しみです。納車されたら、またカスタムや実際の輪行インプレを書こうと思います!
